小児科の診療|医療法人 田中地平小児科|久留米市津福今町の小児科

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小児科の診療

小児科の診療|医療法人 田中地平小児科|久留米市津福今町の小児科

小児科診療

小児科診療

お子さんの咳や鼻水、急な体調不良はもちろん、症状は軽いけど続く場合、普段から気になっている症状がある場合など、遠慮なくご相談ください。何科に受診すれば良いか迷っている場合なども、気軽にお尋ねください。気になる皮膚の症状や便の色などは、自宅で写真(写メ)を撮ってきて見せていただくと診断の助けになります。
子育ての中で困っている事や、予防接種のスケジュール相談なども幅広く対応いたします。基礎疾患やアレルギーのあるお子さんで、予防接種に不安を抱えていらっしゃる場合も遠慮なくご相談ください。
詳しい検査や専門的な治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関にご紹介させていただきます。

当院でおこなっている検査

①微生物迅速検査 (当日結果が分かります)

微生物迅速検査

新型コロナウイルス検査(抗原検査・遺伝子検査※)、インフルエンザウイルス、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、溶連菌、アデノウイルス、ノロウイルス(便)
細い綿棒を使用して、主にお鼻から検査します。そっと優しく採取します。
※新型コロナウイルス遺伝子検査装置「ID NOWTM 新型コロナウイルス2019(Abbott社)」導入

②血液検査

血算(白血球・赤血球など)、CRP(炎症反応)
専用の採血キットを使用して、指先から微量な血液を採取して検査します。検査の痛みが少ないのが特徴です。

アレルギー検査、一般生化学検査(腎機能・肝機能など)
外部の検査機関に委託するため、結果説明まで数日お待ち下さい。

③尿検査

検査室トイレで、尿コップを使用して検査します。小さなお子さんの場合は、尿バッグ(小さな袋)を貼って尿が出るのを待ちます。
必要に応じて、早朝尿を持参してもらうこともあります。

④微生物培養検査

尿培養検査、便培養検査(細い綿棒でおしりから少量の便をとります)
外部の検査機関に委託するため、結果説明まで数日お待ち下さい。

⑤レントゲン検査

主に胸部や腹部の撮影を行います。肺炎の診断のほか、異物誤飲の際にも撮影することがあります。

⑥超音波検査(エコー検査)

「お腹が痛い」「便秘が改善しない」「血便」などの症状がある場合に、必要に応じて超音波検査を行っています。お腹以外にも、首のしこりや停留精巣の場合なども超音波検査が有用です。

⑦視機能検査

スポットビジョンスクリーナー(Welch Allyn社)を使用して、近視・遠視・斜視などの視機能上の問題を迅速に検査できます。異常が疑われる場合には、眼科専門医にご紹介させていただきます。

小児の発熱

小児の発熱について

小児の発熱について

子ども達の発熱の多くはウイルス感染によるものですが、一部に重症な感染症が隠れています。特に生後3か月未満の赤ちゃんの発熱は、1割程度が細菌による感染症であり、その場合は抗生剤などの適切な治療が必要です。この時期の発熱は、特に注意しなければなりません。生後2か月を過ぎると、定期のワクチン接種(予防接種)が始まります。
最初は不活化ワクチン(肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン・B型肝炎ワクチン)と経口生ワクチン(ロタワクチン)の接種が一般的です。不活化ワクチンは接種後2日以内に発熱などの副反応を認める事があるため、感染症なのかワクチン副反応なのか、その見極めが重要になります。またこのくらいの月齢では、室温が高かったり、着せ過ぎたりすることよって体温が上がる事も知られています。感染症の種類によっては、発熱を伴わないケースや、急速に進行するものもあり、症状の変化に注意しなければなりません。
幼稚園や保育園などの集団生活に入り始めると、感染症をお互いにうつし合ってしまうことが多く、熱を出す機会が一気に増えます。ご兄弟が集団生活に入っていると、兄弟経由で赤ちゃんにうつることもあります。お子さんが高熱を出すととても心配だと思います。突発性発疹症やアデノウイルス感染症など、高熱をきたすものの、重症が出にくい感染症もあります。高熱=重症とは一概には言い切れず、また熱が低いから大丈夫とも言えません。発熱にともなって熱性けいれんを起こすお子さんもいますので、熱を出している期間やその後は、注意深く観察することが必要です。

小児に対する解熱剤(げねつざい)の考え方

薬

解熱剤を「絶対に使わないといけない」「絶対に使ってはいけない」というケースはほとんどありません。一般的には38.5℃以上で使用と説明していますが、熱が高くても元気で食事も摂れている子もいます。発熱のためにグッタリしていたり、飲んだり食べたりができなくなっている状態ならば、早めに使用してみて良いと思います。解熱剤の効果は一時的であり、使用するタイミング、熱の原因や種類によって、その効果は毎回違って感じられるかもしれません。小児で使用する解熱剤は、病気の種類にかかわらず、アセトアミノフェン(カロナールやアルピニーなど)が望ましいとされています。解熱剤の効果は、飲み薬と座薬でほとんど差がないため、前回うまくいった種類を使ってみると良いです。熱できつがっている赤ちゃんは、思うように薬を飲んでくれないことも多いので、座薬にも慣れておいた方が良いかもしれません。座薬の入れ方が分からない場合など、スタッフに遠慮なくお尋ね下さい。

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